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◆FACP(米国内科学会上級会員)になりました!

 

 

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米国内科学会(American College of Physicians;ACP)は、1915年に米国で創立され、現在は世界162か国に会員数16万3千人を有する国際的な内科学会です。日本支部であるACP Japan Chapterは、2003年に当時東京大学教授で日本内科学会理事長であった黒川清先生らの多大なるご尽力で設立され、ACP100年の歴史の中で、初めてアメリカ大陸の外にできた支部です。現在、黒川先生をはじめ8人のマスター(Master of the American College of Physicians;MACP)と350人余りの上級会員/フェロー(Fellow of the American College of Physicians;FACP)が誕生しています。FACPは、清廉な人物で、内科領域で卓越した能力を示し、医学的な功績や優れた学識を示したことが同僚達に認められ、初めて達成できる名誉ある地位です。

私は2001年に日本内科学会認定総合内科専門医となりましたが、2年間のオランダ留学から帰国した2009年にACPの正会員となりました。その後、京都大学で開催されていたACP日本支部総会に何度か出席し、FACPになることに憧れを抱くようになりました。しかし、なかなか思い切ってFACP申請の行動に移せず(当時、FACP申請はかなり敷居が高いと感じていました)、ずるずると月日が経ち、その間に大学を離れ市中病院へ出向し、ただ毎年高額の年会費を支払うだけになっていました。その後、50代後半となった2年前に自分の体調を崩し、続けざまに妻が大学病院へ緊急入院することになり、しばらく辛い日々を過ごしていましたが、幸い二人ともまた元気を取り戻し、改めて新たな目標を探していた昨年の9月頃に、「そうだ、FACPになろう!」という思いが突然私の中で沸き上がってきました。「今この機会を逃せば(次はないかもしれない…)きっと後悔する」と考え、急にモチベーションが上がり、そこからは一気にFACP申請へ向かって進んでいきました。そして、幸運なことに2023年3月1日付けで念願のFACPとなることが出来ました。

今回のFACP申請に際しては、ACP Japan ChapterのCredential Membership Committee(CMC)委員の先生方、事務局の方々、ご推薦いただいた福岡大学の三浦伸一郎先生、原三信病院の山本光孝先生をはじめ、多くの皆様に助けていただきました。本当にお世話になりました。どうも有難うございました。心より御礼申し上げます。また、どんな時でも応援してくれた家族にもとても感謝しています。

今は、純粋に目標(夢)を達成した喜びに浸っていますが、これからは残された医師としての時間の中で、気持ちを新たにFACPとしてもっと活動の場を広げていきたいと思っています。皆様には、引き続きご指導・ご鞭撻の程、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

JCHO 久留米総合病院 平井祐治

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