当院の内科は、呼吸器内科・腎臓内科・内分泌代謝内科・消化器内科があります。 呼吸器内科ではさまざまな呼吸器疾患の治療を行っております。細菌性肺炎や間質性肺炎などが最も多い疾患となっております。 腎臓内科では血液透析及び腹膜透析に関する入院を主に行っております。DPC分類で最も多い症例は透析導入に関する疾患となっております。 近隣施設施設からの紹介も含め透析シャント閉塞に対してシャント拡張手術を年間44件行っております。 消化器内科では内視鏡的治療と肝癌の治療を中心に行っております。 最も多いのが平均２泊３日での内視鏡カメラによる大腸ポリープの切除術で年間76件行っております。 当院の内分泌代謝内科では糖尿病の教育入院などを行っております。また、手術を受けられる患者様の術前・術後の血糖コントロールを行っております。

当院の循環器内科では心不全に対する加療、リハビリを多く行っております。また、ペースメーカー移植術・ペースメーカー交換術なども行っております。

当院の外科は、消化器外科・乳腺外科があります。 特に乳腺外科では、表に示す通りに乳がんの治療実績が多数であり、化学療法・放射線治療も行っております。 上の表には記載がありませんが、この他にも胆嚢結石症や胃がん・大腸がんの症例も多数の実績があります。

当院の整形外科で最も多い症例は、外反母趾に対しての治療症例であり、次に足関節疾患への治療となっております。 他にも半月板損傷やスポーツ障害、変形性膝関節症などの膝部の疾患への治療も多数の症例実績があります。 平均在日数は在宅復帰を目指したQOL向上のためリハビリ期間が長く、全国平均より在日数は長くなっております。

当院の婦人科では子宮筋腫、卵巣疾患に対して腹腔鏡下の手術を中心に行っております。一番多いのは卵巣の良性腫瘍に対する手術で、腹腔鏡下手術を 年間126件行っており、平均年齢は44.37歳となっております。 また骨盤臓器脱や子宮頚部異形成などの疾患に対する治療も多数行っております。

泌尿器科で最も多い手術は経尿道的に行う膀胱の悪性腫瘍手術となっております。入院翌日に手術を行い、手術後は平均7.18日で退院します。 久留米大学泌尿器科学講座との連携を図り、一人ひとりの患者さんにとって最適な医療が提供できるよう努力しています。

播種性血管内凝固症候群・敗血症とは感染症による全身性の重症な病状です。手術・処置等の合併症とは医療ミスとは異なりすべての術式・処置にて一定の確率で起こりえるものです。当院では10症例未満と少なくなっております。