リハビリテーションセンター

リハビリテーションセンターでは、整形外科医の安藤則行先生を2013年4月より迎え、「理学診療部」から「リハビリテーションセンター」へ名称を変更し新たにスタートしました。安藤先生は日本リハビリテーション学会認定臨床医であり、さらにスタッフも2名増員、5名の理学療法士が患者さんへのリハビリを行っています。私たちは、より親しまれやすく利用しやすい環境で、患者さんにリハビリを行っていただけるよう努めています。 リハビリ診療では、病気やケガ、手術後、あるいは高齢により体力や運動機能が低下した方々それぞれの症状に応じて、運動器疾患リハ・呼吸器疾患リハ・脳血管疾患等リハビリテーションを提供しております。5月からは「がんリハビリテーション」の施設基準も取得し、田中病院長をチームリーダーとして診療の幅を拡充しています。 「がんリハビリテーション」では、患者さんが持つ疼痛や疲労、日常生活動作能力や筋力の低下などの一般的な問題だけでなく、運動麻痺やリンパ浮腫、呼吸障害、摂食・嚥下障害、末梢神経炎、軟部組織や骨切除後など、がんの種類による特別な問題に対して二次的障害を予防し、運動機能・生活機能の低下予防・改善を目的にリハビリ診療を行います。特に、乳がん術後のリハビリテーションでは、リンパ浮腫について自作のDVDを使用し、患者さん自身でリンパマッサージを行えるよう、リンパ浮腫発生の予防にも取り組んでいます。