手術センターは現在5室稼働しており、うち1室を2015年に改修し新たに3D鏡視下手術システムを導入しました。常勤麻酔科医師2名、非常勤麻酔科医師8名、看護師11名、臨床工学技士3名が業務に携わっています。2014年度の手術症例数は1,947例でした。各診療科の手術が日々行われていますが、なかでも乳がん手術症例数は全国でもトップクラスです。また、婦人科・消化器外科の腹腔境手術も積極的に行っており、症例数が増加しています。看護師が術前に患者さんの病室にお伺いし、問診を取ったり手術に関する説明を行って、不安や疑問を少しでも軽減できるように努めています。術前にお聴きしたお好きな音楽や持参されたCDの音楽を手術室で流して、患者さんがリラックスできるような取組も行っています。
手術後は病室に訪問し、患者さんの回復状況の確認や患者さんの声をお聴きしています。私たちは、患者さんに安心して手術を受けていただけるように術前から術後までの一貫したお世話をさせていただいております。また、良質な看護の提供を目指して定期的に勉強会を開催し、院内の他職種との連携を図りながら、チーム医療を展開していきたいと思っています。
患者さんやご家族の方が安心して、安全に手術が受けられるようにスタッフ一同、これからも協力して頑張ります。