当院では、人と人との触れ合いを大切にしています。患者さんが笑顔や安らぎ、本来の自分らしさ、癒しなどを得ることができるようボランティアの方々にお越しいただき、様々な活動をしていただいています。

ソシオエステティック

皆さんはソシオエステティックという言葉をご存知でしょうか？
医療や福祉施設等で困難を抱えている人に対して、エステティックの施術を施すことにより癒し、励まし、その人が本来の自分を取り戻すための支援をすることです。
フランスではその活動はとても盛んに行われているのですが、日本での認知度はまだまだ低いといわざるを得ません。

そんな中、こちらの久留米総合病院さまのご理解とご協力のもと、私たちNPO法人『ソシオの杜』は月に2回程度、入院患者さんに対してソシオエステティックを行わせていただいております。
男性・女性を問わず、すべての患者さんが対象となりますが、その内容も様々で浮腫（むくみ）がある方にはリンパマッサージを、痛みがある方にはアロマオイルで患部のマッサージを、また女性病棟の患者さんにはフェイシャルトリートメントとメイクなど、ほんの一瞬でも病気による「痛み」や「不安」、「つらさ」を忘れていただくことができるよう常に心がけ、あらゆる手法を用いています。

おかげさまで、施術を受けられた患者さんには大変喜んでいただいております。
一人でも多くの皆さんにこの活動を知っていただき広めていくことで、病気で苦しむ方々のお役に立てればと考えております。

午後のピアノ

「午後のピアノ」は月に1回、附属介護老人保健施設を利用する方々に音楽を楽しんで頂くために、ボランティアの方々のご協力を得て、平成14年9月から始まり、平成29年9月で15周年を迎えました。