看護のスペシャリスト(認定看護師)

診療・各部門

認定看護管理者

入部 直子、古賀 友理子

認定看護管理者として、JCHOの看護理念「地域住民の幸福な生活を支える看護」を目指し、看護職員一同、心の通う看護ができるよう頑張っていきます。

*認定看護師とは*

認定看護師には実践・指導・相談という3つの役割があり、患者様やご家族様に対して専門水準の高い看護の実践に務め、患者様のケアについて看護スタッフからの相談や教育をする、といった役割も担っています。
当院の看護理念はもちろんのこと、より一層専門的な立場で患者様をサポートすることを目指しています。 

*JCHO久留米総合病院の認定看護師  8分野8名(2024年5月現在)*

スクロールできます
 乳がん看護  1名
 皮膚・排泄ケア  1名
緩和ケア  1名
 認知症看護  1名
 感染管理  1名
 手術看護  1名
糖尿病看護  1名
 合計  7名

*認定看護師の活動内容*

<院内の教育活動>
専門分野において、患者様の心身の状態を十分に確認させていただき、患者様個々に応じた生活上で必要なケアを適宜提供しています。
また、医師と患者様との間を橋渡し、患者様に病状説明や治療説明の解説、訪問看護、電話でのご相談にお応えしています。
専門チーム内においては認定看護師が中心的に関わり、医療の質の向上に向けて入院・外来を横断的に活動しています。
看護スタッフ教育について、当院看護部教育計画(キャリアラダー)に沿って、各専門を活かした勉強会・セミナーの講師を務めています。
<院外の教育活動>
当院の地域医療推進といった使命のもと、地域医療者との連携・協働、次世代看護師の育成にも携わっています。
また、地域に根ざした当院の理念を元に、久留米市民の皆様へ向けた市民公開講座を開催しています。
他の医療施設の認定看護師同士との交流・意見交換、連携病院との施設見学において地域医療の向上に参画しています。
また、看護学校での授業で次世代に活躍する看護師の育成に携わり、専門雑誌での執筆を行っている認定看護師もいます。

*認定看護師紹介*

乳がん看護認定看護師:坂口 まさみ

乳がんは女性の多くが経験するがんです。乳がんになってしまったことは患者様・そのご家族にとって将来を見通せず、また治療によってご自身の姿が変わる可能性があること、日常生活の変化につらい思いをする方も多くいらっしゃいます。乳がんについて患者様の今(現在)および将来を一緒に考え、患者様が有意義な日常を送ることができるよう専門知識・技術をもって支援しケアすることを心がけています。

皮膚・排泄ケア認定看護師:野口 ひろみ

Wound(創傷)Ostomy(人工肛門・膀胱等)Continence(排泄)の分野において予防からケアを実践する専門の看護師でWOCナースとも呼ばれています。健やかな皮膚を守る事を主とし、褥瘡(床ずれ)・創傷・ストーマ(人工肛門/人工膀胱)・失禁等の皮膚障害の予防からケアに対して、各医療スタッフと連携を図り、専門的知識に基づくケア方法を検討し提供しています。また、患者さんが入院中だけでなく退院後もその人らしく安心して生活できるよう心がけています。

緩和ケア認定看護師:亀島 美保

緩和ケアはがん患者さんだけでなく、病気を持った全ての人とその家族が受けられるケアです。また人生の最終段階だけに関わるのではなく、病気の治療による身体やこころの苦痛の緩和も行います。病気とともに生きる皆さんを支え、これからどう自分らしく生きるかを一緒に考えることができるよう、さまざまな職種とチームを組んでケアを行っています。一人で悩まずいつでも声をかけてください。

認知症看護認定看護師:祁答院 美和子

日本は超高齢社会となり、今後も認知症を患う方は増えていきます。認知症の患者様が「適切な治療を受けられる」よう、「せん妄を起こして入院が長期化しない」よう、認知症の各期に応じた療養環境の調整やケア体制の構築、行動心理症状の緩和や予防に取り組んでいます。認知症の患者様に安心して療養して頂けるよう、精神科医や各病棟スタッフと連携し、ポジティブシンキングで認知症ケアを行っています。いつでもご相談ください。

感染管理認定看護師:中村 英里

感染管理認定看護師は、スタッフの職業感染管理や院内の感染拡大防止、院外の病院や行政との連携など地域を含めた感染管理に携わっています。コロナウイルスの流行により感染対策について相談を受ける機会も多くなっています。感染対策は、患者様や地域の方、医療従事者も含め皆で取り組む必要があります。感染症とはこれからも共存した生活を送らなければなりませんが、安心できる環境を院内より発信していきます。

手術看護認定看護師:中村 望

手術看護認定看護師は手術を受ける患者さんの合併症を予防するための安全管理及び、術前・術中・術後における看護を行いスムーズに手術を行えるよう取り組んでいます。安全で安心な手術を受けられ、手術を乗り越えようとするための手助けをしていきたいと思っています。不安と緊張を抱えた患者さんやご家族が手術に対してご質問やご相談、お悩み等ありましたら、術前・術後訪問等に参りますので訪問時お気軽にお尋ねください。

糖尿病看護認定看護師:盛﨑 一美

当院では、糖尿病をもつ人やそのご家族へ安全な医療を提供するため、多職種で糖尿病チームとして活動しています。糖尿病チームでは、患者さんの生活環境や身体の状態を考えながら、治療方針を検討します。そして、患者さん自身が無理なく糖尿病と向き合えるよう、相談や支援を行います。