腎臓内科・腎臓外科

診療・各部門

診療内容

世界的にみて透析を必要とする末期慢性腎不全患者は増加しており、わが国も例外ではありません。透析を必要としない慢性腎臓病患者も増加しており2005年には日本の成人人口の13%、1330万人を越え、2011年には透析患者は30万人を大きく越えています。慢性腎臓病(CKD)は生活習慣病(メタボリックシンドローム、高血圧、糖尿病など)と深く関わっており、動脈硬化を促進することから早期の治療が必要です。
当院の腎疾患治療は腎臓病診療に精通した腎臓内科医と外科医が連携して治療にあたることに特色があります。

当科の診療目標として以下の項目を掲げています。

  • 慢性腎臓病の早い時期に適切な治療を行い、透析導入に至らせない、または導入をできるだけ遅らせる(腎臓病教室の開催 管理栄養士による栄養指導など)。
  • 他科の医師と連携して腎臓病以外に合併している疾患も適切な治療を行う。
  • 透析が必要になった場合、可能な限り入院期間を短くして、早期の社会復帰を目指す。
  • 当院ばかりでなく他施設で透析を受けている患者さんのシャントトラブルをはじめ種々の合併症は迅速な対応で治療を行う。

腎臓の疾患・治療について

透析医療の自主機能評価指標

医師のご紹介

常勤医師


    腎臓内科医長
    玻座真 琢磨 はざま たくま

    • 日本腎臓学会専門医
    • 日本透析医学会専門医

    慣れない点など、病院スタッフや患者様にはご迷惑をおかけすることもあるかと思いますが、早く慣れて当院の医療、久留米の地域医療に貢献できるように頑張りたいと思いますので、宜しくお願いします。


    腎臓内科医員
    横田 祐之介 よこた ゆうのすけ

    腎臓外科
    枝國 節雄 えだくに せつお

    • 医学博士
    • 日本透析医学会専門医・指導医
    • 透析医療(血液透析・腹膜透析)
    • 腎不全外科
    • バスキュラーアクセスインターベンション治療

    わが国の透析医療は世界最高水準を誇っていますが、透析患者さんの病態はますます複雑になっています。当施設では透析患者さんの状態を常時、内科医と外科医両者の目からみて的確に把握し、看護師、臨床工学技士、管理栄養士と共に、より良い治療につなげることを目指しています。

    非常勤医師

    南 浩内科系顧問
    南 浩 みなみ ひろし

    • 医学博士
    • 日本内科学会認定医
    • 日本腎臓学会専門医・指導医
    • 日本透析医学会専門医・指導医
    • 日本臨床内科医会専門医